愛犬が去勢手術を受けた!費用・時間・術後の経過は?メリットとデメリット・注意点は?しない方が良い?

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

こんにちは、おおまめ&こまめです。

先日、うちの愛犬まめ太が去勢手術を受けました。

去勢手術、男の子のワンちゃんを飼ったことがある方は一度は検討されたことがあると思います。

ワンちゃんの人生に関わる大事なことなので私達も悩みに悩みましたが、

メリットやデメリット、そしてまめ太の幸せを考えた上で去勢手術を受けることに決めました。

そこで今回は、ワンちゃんの去勢手術を受けるに至った経緯や、実際に受けた際の様子、

そして術後の経過をご紹介したいと思います!

※生々しい写真は掲載していませんが、傷テープやかぶれの写真がありますのでご注意ください(^^;

犬の去勢手術について

それではまず、犬の去勢手術について簡単に説明します。

去勢手術ってどんな手術?

男の子のワンちゃんには、人間と同じように精巣が2個あります。

去勢手術は、これを摘出することで精子を作れないようにする手術です。

精巣は体表に近いところにあるので、皮膚を切開することで比較的簡単に取り出すことが出来ます。

体が大人になる生後6か月以降に行うのが一般的ですが、全身麻酔も行うため体力のある3歳までに済ませておくのが理想的です。

こまめ
こまめ

ちなみにまめ太はちょうど生後7か月で受けたよ!

メリットとデメリット、私達の考えについて

去勢手術については賛否両論あると思います。

人間の都合でワンちゃんの生殖能力を失わせるわけですから、

中には倫理的にも良く思わない方もいらっしゃいますし、それも理解できます。

また、麻酔による体への負担、術後は太りやすくなるといったデメリットもあるようです。

しかし、去勢手術を受けることで生殖器系の病気の予防ができたり、

攻撃性がなくなって性格が穏やかになったり

オス特有のマーキングやマウンティングが減ったりと、

ワンちゃんの身体的・精神的ストレスを低減させてあげられるメリットがあります。

私達は上記のデメリットを考慮した上でもこのメリットがかなり大きいと考えたので、

まめ太には去勢手術を受けさせようと決断しました。

今後まめ太が私達と一緒に幸せに暮らすためには必要なことだと思ったのです。

おおまめ
おおまめ

でもやっぱりまめ太に子どもを作らせてあげられないというのは心苦しいよね…

こまめ
こまめ

そうだね…

だから、ただの自己満足かもしれないけど、せめてものまめ太への償いとして今回あることを動物病院の先生にお願いしたんだよね。

詳しくは後ほど!

費用は?

去勢手術の費用は一般的に3万円前後と言われています。

まめ太の場合、手術~抜糸までにかかった費用は合計46,570円でした。内訳は以下の通りです。

【手術当日 43,800円】

・再診料 800円

・レントゲン検査 6,000円

・吸入麻酔料 11,000円

・精巣摘出術 22,000円

・内服薬7日分 4,000円

【術後3日後の傷口確認 870円】

・再診料 800円

・外用薬 2,100円

※保険適用で-2,030円

【術後1週間の抜糸 1,900円】

・再診料 800円

・抜糸 1,100円

こまめ
こまめ

去勢手術は基本的には保険適用にはならないから注意!

なんやかんやで4万円以上かかったね(^^;

おおまめ
おおまめ

まめ太の場合、皮膚が弱くてテープかぶれしちゃったんだよね。

その時に塗り薬を処方してもらったんだけど、それは保険適用になったよ!

こまめ
こまめ

あくまでまめ太の場合なので、参考程度にどうぞ(^^)

動物病院によっても違うので、詳しくは通っている病院に問い合わせてみてね!

時間は?入院は必要?

手術自体は約30分で終わるそうです。

基本的には日帰りでできるので、入院不要です。

まめ太の手術当日のスケジュールはこんな感じでした。

10:00 病院到着

    診察・エコー・レントゲン検査

    麻酔

    手術

    回復

18:00 お迎え

おおまめ
おおまめ

ちなみに前日夜中0時から絶食、当日朝7時から絶の指示があったよ。

これも病院によって違うと思うから、前もってしっかり確認しておこう。

こまめ
こまめ

あと、エリザベスカラーまたは術後服を持ってきてくださいと言われたよ。

傷口を舐めない為に必要な物だね。

ちなみに今回まめ太が使ったエリザベスカラーはこちら。

別の記事でも紹介しているので参考にどうぞ(/・ω・)/

実際に去勢手術を受けた体験談

それでは実際にまめ太が去勢手術を受けた際の様子をご紹介したいと思います。

手術前

エリザベスカラーに慣らすために、手術1週間前からつける練習をしておきました。

じゃーん!

これで手術頑張ろうね!

まめ太「なんじゃこれは~!?」

手術当日

夜中から絶食、朝7時から絶飲しました。

まめ太「朝ごはんまだですのん?」

10時までに来院してくださいとのことなので、遅刻しないように家を出ます。

まめ太「お出かけ楽しみ~♪」

今日はこの袋に入っているものを摘出するんですね(/_;)グスン

おおまめ
おおまめ

さ、動物病院に着いたよ。

着いてすぐ、診察に呼ばれました。

エコーで精巣の確認、レントゲンで肺に異常が無いか確認します。

こまめ
こまめ

エコー・レントゲンで問題無しだって!

これで安心して手術を受けられるね。

おおまめ
おおまめ

まめ太、頑張るんだよ( ;∀;)

まめ太を動物病院に預け、いったん帰ります。

心配ですが、あとは無事に終わることを祈りながら待つのみです。

こまめ
こまめ

まめ太大丈夫かな…

おおまめ
おおまめ

何かあれば病院から電話があるはずだから、きっと順調だよ!

夕方18時、お迎えの時間。病院へ向かいます。

こまめ
こまめ

まめ太のお迎えに来ました!

預けておいたエリザベスカラーをつけたまめ太が現れました。

まめ太「やっとお迎え来たか~」

おおまめ
おおまめ

まめ太、お疲れ様!

こまめ
こまめ

無事で良かった…!

よく頑張ったね(ノД`)・゜・。

傷口にはテープが貼られていました。

3日後くらいに傷口を確認するのでまた病院に来てくださいと言われました。

おおまめ
おおまめ

さ、まめ太、お家に帰ろうね( ˘ω˘)

帰宅後…

まめ太「やっぱ家は落ち着くな~」

まめ太はすっかり元気で、いつも通りご飯を食べてお水も飲んでいました。

エリザベスカラーも、前もって慣らしておいたおかげで嫌がることなくつけてくれていました♪

その時の様子はこちらの記事でご紹介しています。

こまめ
こまめ

内服薬を7日分貰ったから、当日の夜から飲ませていくよ!

おおまめ
おおまめ

抗生剤と痒み止めのお薬だね。

まめ太、頑張って飲もうね!

手術後

翌日からも元気に過ごしていましたが、傷口のテープがかぶれてきたようで痒そうにしていました(´・ω・`)

3日後傷口確認のために動物病院へ

先生「傷口はもう大丈夫そうなのでテープは剥がしましょう!」

テープが無くなってちょっとすっきり。

ただ、まめ太は皮膚が弱いらしく少しかぶれているとのことで塗り薬を処方してもらいました

確かにテープを貼っていた部分が少し赤くなっています。

まめ太「痒いよ~」

こまめ
こまめ

痒そう…塗り薬ぬって早く治そうね(;_;)

それから数日間、毎日塗り薬をぬっていると赤みがひいてきて、まめ太もあまり痒がらなくなりました♪

そして1週間後

今度は抜糸をしてもらいにまた動物病院へ

先生「問題無いですね。それでは抜糸していくよ~」

まめ太「キャンッ」

ちょっと痛がっていましたが、問題なく終えました(^^;

おおまめ
おおまめ

これにてエリザベスカラーも卒業だね!

こまめ
こまめ

まめ太、よく頑張ったね☆

それから1か月経った現在はもう傷跡は全くわからないくらいキレイに治っています(^O^)

余談ですが…

実は今回、動物病院の先生にあることをお願いしていました。

それは、摘出したまめ太の精巣をホルマリン漬けにして持って帰りたい、ということでした。

おおまめ
おおまめ

ドン引きされるかと思ったけど、先生は笑いながらも「いいですよw」と快諾してくれたよ(笑)

こまめ
こまめ

これは変な趣味じゃなくて、ちゃんとした理由があるんだよね。

今回の去勢手術によって、まめ太は子孫を残せなくなってしまいました。

まめ太が私達と長く楽しく暮らすために必要なこと(これも勝手な考えかもしれませんが)だと考えて判断したことですが、

まめ太には申し訳ない気持ちも残りました。

そこで、せめてまめ太が来世では子どもを作れるように、

いつかまめ太がお空へ行くときにこの摘出した精巣を一緒に入れてあげようと思ったのです。

なので、それまで大切に保管しておくつもりです(^^)

おおまめ
おおまめ

うぅ…なんか泣けてきたよ…

こまめ
こまめ

まだまだ先の話だけどね!

今私達ができることは、まめ太を幸せにしてあげることだよ( ˘ω˘ )

おおまめ
おおまめ

そうだね!

一緒にたくさん楽しいことして、まめ太を喜ばせてあげようね!

ちなみにこんな感じでホルマリン浸けにしてもらいました。

(ちょっと生々しいのでモザイクかけてます笑)

最後に

いかがでしたでしょうか?

去勢手術については人それぞれいろんな考え方があると思いますが、

よく考えた上でワンちゃんが一番幸せになる方法を選択できればいいなと思います。

今回の私達の体験が、去勢手術を検討されているみなさんの参考になれば幸いです(^^)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA