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こんにちは、おおまめ&こまめです。
今回は、2023年3月に私たちが受けたパンシェルジュ検定3級の内容について紹介したいと思います。
検定がどんな内容でどんな難易度なのかあまり詳細がなかったので
パンシェルジュ検定3級の出題内容や出題傾向についてポイントを踏まえて、簡単にまとめました!
記事の目次
パンシェルジュ検定とは
パンシェルジュ検定とは、その名の通り「パン」についての知識を問う検定で、
パンシェルジュ検定運営委員会が主催している民間資格です。
検定の概要や、オンライン受験の流れはこちらの記事にまとめているのでよければご覧ください♪
3級の内容詳細
試験時間60分、試験問題100問(すべて4択の選択問題)
試験では公式テキストから出題されます。
問題は赤字・太字に関係なく出題されるので、公式テキストをしっかり読み込む必要があります。
赤字・太字の部分だけ暗記しても絶対合格できません!
全体的に網羅する必要があるので、公式テキストを反復して読み返しましょう。
私達夫婦は4周読み込んで自己採点93点/100点、97点/100点でした。
試験本番は反射で解いていくので、見直す時間を入れても30~40分で終わりました。
この章では、パンの主材料である小麦の起源から、パンがどのように進化していったのか、パンがどのようにして世界中に広まっていたのかが書かれています。
例えば、古代エジプトで発酵パンが誕生した、ヨーロッパにはキリスト教とともにパンが普及していった、19世紀にパスツールという人が酵母の働きを解明した、など各時代で何が起こったかを押さえておく必要があります。
また、どのようにして日本でパンが食べられるようになったかについても覚えておきましょう。
最初の章がこの内容だから、読んでいて気が遠くなったよ。
でも、テキストに書いてあることをしっかり覚えたら大丈夫だよ!
試験では年号も出題されるからしっかり頭に入れておこうね!
この章では、各国の伝統的なパンが写真と共に紹介されています。
パンの総称や分類、別名、語源、原材料、特徴についてしっかり押さえましょう。
所々に写真のないパンも出てきますが、こちらも試験では出題されます。
写真のないパンは聞き馴染が全くないパンがほとんどですが、ネット検索などで調べて印象に残して下さい。
テキストに写真すら載ってないパンなんて出ないだろって油断してたら本番で出題されて焦った...
私は自分で画像検索して、パンの特徴と名前を一緒に覚えてたから解答できたよ♪
字だけだと覚えにくいから、どんなパンなのかイメージで覚えるのがおススメ!
この章では、パン作りに使用される材料・道具について詳しく書かれています。
鬼門ですが、重要な内容です。
小麦、酵母・イースト、水、塩、
砂糖、油脂、乳製品、卵、フルーツ類、ナッツ類、チーズ、ハーブ、添加物、
の各材料について役割や種類、使用方法、注意点などを覚えましょう。
特に小麦、酵母・イーストについてはボリュームが大きく内容も細かいので、各種類とその特徴、違いをしっかり押さえることで得点源にできます。
水、塩、砂糖、油脂、乳製品、卵の役割は混ぜて試験の選択肢で出題されるので、各材料にどんな役割があるのか区別できるようにしておきましょう。
道具については、スケッパー、クープナイフ、ブレッチェン棒などパン作りに欠かせない道具の名前、使い方、工程の名前を覚えましょう。
「グラズールに使用する道具はどれか。」というように意地悪な聞き方をされることもあるから、
用語の意味もわかっていないと答えられないね(^^;)
ちなみにグラズールとは砂糖を水や溶かしバターで溶いた糖衣のことだよ。
この場合はハケという選択肢を選べばいいね。
この章ではパンの製法が紹介されています。
ストレート法、中種法、サワー種法、ポーリッシュ法、老麵法、etc.について
各製法の特徴、注意点、どんなパンに向いているかを覚えましょう。
この章も重要な章だから、各製法の長所・短所をしっかり覚えておく必要があるよ。
この章では基本の製法であるストレート法における材料の計量、生地作り、一次発酵、ガス抜き・二次発酵、分割・丸め、ベンチタイム、成形、最終発酵、焼成、という各工程について学びます。
この章は赤字記載が多く、試験では赤文字の所が多く出題されている印象です。
各工程での注意点をしっかり覚えましょう。
一次発酵、ベンチタイム、最終発酵では温度・湿度・時間が出てきて混同しやすいところなので注意してください。
発酵の時間や温度、湿度というように細かい数字まで出題されるから覚えるのが結構大変だったよ。
この章ではパンの食べ頃、切り方、マナーについて覚えます。
常識的なことが書いてあり、内容的にも易しいので、章末の問題が解けるようになれば問題ありません。
でもまさか本番の試験でパン・ワイン・チーズの組み合わせから出題されるとは思わなかったよ。
ここはコラムの内容だから出ないだろうって思ってたのに(笑)
確かにここは細かすぎて覚える気になれなかったね。
まあ、捨て問題にしてもいいかもしれないね。
この章では食中毒の原因や細菌、殺菌について学びます。
細菌の名称はなかなか馴染みがない方も多いと思いますが、名前と特徴、どの食中毒型なのかを選べるように覚えましょう。
殺菌については、煮沸・熱湯・蒸気・熱風の温度や時間、殺菌方法の種類を押さえておきましょう。
ここも覚えることは結構あるけど、よく料理をする人にとっては身近な内容でもあるからわりと覚えやすいかもしれないね。
僕も大学で勉強したことがある内容だったからすんなり覚えれたよ。
試験では各章にあるコラムの内容も容赦なく出題されます。
油断せずに内容を読んで覚えましょう。
最後に
勉強し始めの頃は聞きなれない言葉がたくさん出てきて不安になるかもしれませんが、
テキストに書いていないことは出題されないので、
とにかくテキストを何回も読み込んで覚えれば絶対に合格できます。
ちなみにおおまめ&こまめは1ヶ月間、1日30~60分程度勉強しました。(ときには眠気に負けてできなかった日も...)
以上、これからパンシェルジュ検定3級を受ける方の参考になれば幸いです!